後部座席では聞こえにくい運転手の声を、本機内蔵マイクを利用してリアスピーカーから出力することができます。運転中でも、後ろを振り返ることなく会話がしやすくなります。会話をするときのみ、ダブルゾーンコミュニケーションモードに切りかえてください。
ダブルゾーンコミュニケーションは、オプションキーを操作してモードに切りかえます。「ダブルゾーンコミュニケーション」はオプションキー1回押しの初期設定値です。
ここではオプションキー1回押しの状態での操作を説明します。
パノラマモニターが車両に取り付けられているときは、自動的にオプションキーの1 回押しと長押しの3 に[パノラマモニター]として登録されるため「ダブルゾーンコミュニケーション」機能をオプションキーに登録する必要があります。
[*](オプションキー)を押します。ダブルゾーンコミュニケーションモードになります。
会話中の音声音量を調整するには「送話音量」のまたは
にタッチします。
設定値:1~7(初期設定値は「4」)
会話中のAVソース音量のミュートレベルを調整するには「AV音量ミュート」のまたは
にタッチします。
設定値:しない/弱/中/強(初期設定値は「弱」)
ミュートレベルを「強」に設定するとAVソース音量は小さく出力され、「弱」に設定すると大きく出力されます。「しない」に設定するとAVソース音量をミュートしません。
ダブルゾーンコミュニケーション中は[+]または[-]スイッチを押してオーディオ音量を調整することはできません。またミュート操作を行うことはできません。
会話が終了したら[*](オプションキー)を押してダブルゾーンコミュニケーションを終了します。または[終了]にタッチします。
ダブルゾーンコミュニケーション中に他の画面に切りかえた場合、にタッチするとダブルゾーンコミュニケーション画面に戻ります。
補足
音量はお好みで設定してください。
お車の状況によっては、ハウリングが発生する場合があります。ハウリングが発生しやすい場合は、「送話音量」を小さくしてください。
車種によっては、スピーカーの位置が後席に座っている人から遠いため、前席の発話音声が聴き取りにくい場合があります。
ダブルゾーンコミュニケーション中は、音質調整操作を行うことはできません。