HPF(ハイパスフィルター)/LPF(ローパスフィルター)を設定することでお好みの音響空間を再現することができます。
AUDIO スイッチを押し、AVソースメニュー画面で[音質調整]にタッチします。
[詳細設定1]タブにタッチし、[X-OVER]にタッチします。
[チャンネル]にタッチし、調整するチャンネルを選びます。
フロントHPF→リアHPF→サブウーファーLPF→フロントHPF
HPF:設定した周波数より上の周波数帯域を出力します。
LPF:設定した周波数より下の周波数帯域を出力します。
[チャンネル]にタッチするたびにチャンネルが切りかわり、選択したチャンネルが赤色で表示されます。
「周波数」のまたは
にタッチして、カットオフ周波数( クロスオーバーポイント)を選びます。
設定値:20Hz~200Hz
「スロープ」のまたは
にタッチして、HPFまたはLPFのスロープを調整します。
設定値:0/6/12/18/24dB/oct
「レベル」のまたは
にタッチして、出力レベルを調整します。
設定値:-12~0dB
さらに別のチャンネルを設定するには、手順3~6を繰り返し、すべてのチャンネルを設定します。
調整した設定値を記憶するには、[プリセット1][プリセット2][プリセット3]のいずれかにタッチし続けます。
[プリセット1][プリセット2][プリセット3]にタッチすると、記憶した設定値を呼び出すことができます。
補足
[フラット]にタッチすると、設定した内容をフラットの状態にできます。
サブウーファーがOFFモードのときは、サブウーファーのX-OVERは設定できません。
接続するスピーカーの再生周波数を確認して調整してください。
別売のアルパイン製リアビジョン接続時にのサウンドスピーカー設定が「前席のみ」または「後席のみ」および後席個別TV・DVD・HDMIモード時は操作できません。
HPF(ハイパスフィルター)はある周波数より下の音域(低域)をカットして、高域の成分を通すフィルターです。
LPF(ローパスフィルター)はある周波数より上の音域(高域)をカットして、低域の成分を通すフィルターです。
スロープとは周波数が1 オクターブ高くまたは低くなったとき、信号が何dB 減衰するかを表す値です。
スロープの数値が大きいほど傾きは急になります。
スロープを0(OFF)にすると、信号がフィルターを通過しないため効果はなくなります。
走行中は安全のため、操作を行うことはできません。
【ご注意】接続しているスピーカーの推奨クロスオーバー周波数にあわせて調整してください。スピーカーの推奨クロスオーバーを必ず確認してください。推奨クロスオーバー範囲外の調整は、スピーカー破損の原因となります。クロスオーバー推奨値以外のご使用により製品の破損、故障等が生じても、責任は負いかねますのでご注意ください。