DSRC(Dedicated Short Range Communication)とは、高度道路交通システム(ITS)で採用されている双方向無線通信技術のひとつです。5.8GHz帯を使用し、数十mでの狭い範囲で双方向通信を行い、通信範囲内では最大4Mbpsの通信が可能となっています。すでにETCでも利用されており、さまざまな ETC2.0サービス(旧 ITSスポットサービス)を提供することができます。
本機では別売のDSRC車載器を接続することにより、道路交通情報や安全運転支援情報を音声や画像で案内したり、渋滞・規制情報を考慮したルート探索ができます。
安全運転支援
走行ルート上に渋滞や落下物などがある場合、簡易図形と音声で注意喚起を行います。
道路交通情報提供
広範囲の道路の渋滞情報や、簡易図形と音声での道路交通状況の提供を行います。
その他の情報提供
DSRC路側アンテナが設置された箇所(ITSスポット)で、道の駅・有料道路のサービスエリア・パーキングエリアなどのホームページを表示して地域観光情報や施設情報にアクセスすることができます。
別売のDSRC車載器の接続が必要です。
DSRC車載器は付属されている光ビーコンアンテナを接続することにより、VICSサービスを受けることができます。VICSについては下記項目を参照してください。
DSRC車載器はETCに対応しています。ETCについては下記項目を参照してください。
DSRC車載器接続時には、ETC車載器とビーコンユニットは接続できません。
DSRC車載器の取扱説明書も参照してください。
補足
ETC2.0サービスで提供される情報によっては対応できない場合があります。
ETC2.0サービスについては、国土交通省のホームページを参照してください。