MX(Media Xpander)は、FMやCDなどメディアごとにボーカルや各楽器の音を際立たせ、走行騒音の多い車内においても音楽をクリアに再生することができます(初期設定値は「OFF」)。
現在再生しているソース(メディア)のレベルを設定します。設定できるレベルはメディアにより異なります。ここではCDの設定画面を例にして説明します。
<MXレベル表示>
・FM:こもりがちな中高域の音をよりクリアにし、全帯域にバランスのとれた音を再生します。
・CD:豊富な情報量を活かしたメリハリのある音を再生します。
・COMPRESS MEDIA/外部入力:圧縮時に欠落された情報を補正し、原音に近いバランスのとれた音を再生します。
・DVD:
MOVIE:映画ディスクのセリフ部分をより鮮明に再生します。
DVD MUSIC:ミュージッククリップなどのディスクに対し、メリハリのある音を再生します。
MP3・WMA・AAC・SD AUDIO・iPod・USB AUDIOは「COMPRESS MEDIA」に割り当てられます。
DVD-Vは「DVD」に割り当てられます。
[MODE]スイッチを押し、AVソースメニュー画面で[音質調整]にタッチします。
[基本設定]タブにタッチし、[Media Xpander]にタッチします。
「ALL MX OFF/ON」の[ON]にタッチします。
MX機能を使用しない場合は「OFF」に設定して、操作を終了します。
(レベル1)
(レベル2)
(レベル3)のいずれかにタッチして、MXレベルを設定します。
補足
手順3の操作で[OFF]にタッチすると、すべてのソースでOFFとなります。
手順4の操作で[OFF]にタッチすると、再生しているソースのみOFFになります。
MXレベルは1→2→3の順で効果が大きくなります。
AMラジオは、MXを設定できません。
ディフィートがONのときは操作できません。
CD録音中に視聴している音はSDカードに録音したAACであるため、COMPRESS MEDIAに割り当てられます。