後部座席では聞こえにくい運転手の声を、本機内蔵マイクを利用してリアスピーカーから出力することができます。運転中でも、後ろを振り返ることなく会話がしやすくなります。ダブルゾーンコミュニケーションは、オプションスイッチまたはステアリングリモコンを操作してモードを切りかえます。ここではオプションスイッチの初期設定値となる長押しに「ダブルゾーンコミュニケーション」が登録されている場合の操作を説明します。オプションスイッチの1回押しに機能を登録することもできます。
オプションスイッチまたはステアリングリモコンへの機能登録は下記項目を参照してください。
ルームカメラ(別売)を接続すると、後部座席の映像を見ながら会話することができます。
リアビジョン(別売)およびドライブレコーダー(別売)と接続すると、リアビジョン側に前席の映像を表示しながら会話することができます。
(オプションスイッチ)を1秒以上押し、[ダブルゾーンコミュニケーション]にタッチします。画面にが表示されダブルゾーンコミュニケーションモードに切りかわります。ハンズフリーマイクに向かって会話をしてください。
ルームカメラ接続時は後部座席映像が表示されます。
にタッチすると、ダブルゾーンコミュニケーション画面が表示されます。
送話音量
リアスピーカーへの音量を調整します。またはにタッチします。
設定値:1~7(初期設定値は「5」)
オーディオミュート
オーディオソース音量のミュートレベルを調整します。またはにタッチします。
設定値:しない/弱/中/強(初期設定値は「弱」)
・ミュートレベルを「強」に設定するとオーディオソース音量は小さく出力され、「弱」に設定すると大きく出力されます。「しない」に設定するとオーディオソース音量をミュートしません。
・ダブルゾーンコミュニケーションモード中は、[+]または[-]スイッチを押してオーディオ音量を調整することはできません。
ルームカメラ連動
ルームカメラ接続時、ダブルゾーンコミュニケーション画面にルームカメラ映像を表示するかどうか設定できます。またはにタッチします。
設定値:する/しない(初期設定値は「する」)
ルームカメラ2画面表示
ルームカメラ接続時、ダブルゾーンコミュニケーション画面にルームカメラ映像を2画面表示にするかどうか設定できます。またはにタッチします。
設定値:する/しない(初期設定値は「する」)
会話が終了したらダブルゾーンコミュニケーション画面または後部座席映像の[終了]にタッチします。または(オプションスイッチ)を1秒以上押し、[ダブルゾーンコミュニケーション]にタッチします。
補足
ダブルゾーンコミュニケーション画面のにタッチすると、ダブルゾーンコミュニケーションモードのまま元の画面(地図画面など)に切りかえることができます。再度ダブルゾーンコミュニケーション画面に切りかえたい場合は、にタッチしてください。
室内の状況により、送話音量・オーディオミュートをそれぞれ調整してください。
車種によっては、スピーカーの位置が後席に座っている人から遠いため、前席の発話音声が聴き取りにくい場合があります。
ダブルゾーンコミュニケーション中は、音質調整操作を行うことはできません。
取付車両のサイズ、形状、スピーカー位置などによってはダブルゾーンコミュニケーション使用時にハウリングが起き、本機能を使用できない場合があります。